販売価格がリーズナブルな理由
1.土地が99年間の定期借地権であること。
荻浦GS(ガーデンサバーブ)は、土地を買わなくても、99年間は自分のものとして、利用することができます。それは毎年下がっている土地を、いま売ることは「商売道徳」に反していると考えたことと、そして少しでも皆様の住宅ローン負担を抑えたいと考え、定期借地権(定借)を採用し、販売価格から土地価格を除きました。
ちなみに隣接地では、土地が㎡あたり約6.5万~7.2万円(中間値6.85万)で売り出されています。これを荻浦GSに当てはめた場合、荻浦GS敷地全体面積約2699㎡を全18軒で割りますと、1軒当たり約150㎡となりますので6.85万×150㎡=1027.5万円となります!これを借入期間35年間の住宅ローンで払おうとすると、少なくとも月額3万円は、支払いが増えます。これを月に約1.1万円の地代で99年間は利用できますので、お得と言えます。
もう一つ言いますと、荻浦GSは“定借”にこだわりはありません。住民の皆さんと力を合わせて豊かで楽しい生活を積み重ねていく中で、住宅の資産価値向上が実現できた時点で、住民の皆さんには土地を販売することを検討しています。その際、隣接地のような土地価格ではなく、企業努力で実現をした特別価格で住民の方にはご提示したいと考えています。楽しみにしてください。
2.外壁コストの最小化に取組んでいること。
住宅価格の中で、外壁は最も高いコストの1つです。それは外壁に期待される性能(①構造耐力②防耐火③断熱防露④遮音⑤耐久など)が多いことに由来しています。
そこで荻浦GSでは、住宅価格を引下げるためには、外壁コストの最小化に取組みました。それは、外壁を安い部材でつくるのではなく、外壁面積を最小化することで実現するのです。
下の絵をご覧ください。(A)~(C)は、いずれも面積は100㎡となりますが、外壁の延長量は
(A)40m(10×4)
(B)50m(20×2+5×2)
(C)45m(10+8+7.5+7+2.5×3+2×2+1)
つまり同じ部屋の広さでも、(A)正方形(立方体)が、もっとも外壁面積を最小化することができるのです。
荻浦GSでは、この立方体をベースにして、住宅の外壁コストの最小化に取組んでいるのです。これには太陽熱などの外気の影響を最小にする効果もあるのです。
3.材料(部材)と工法を統一したこと。
荻浦GSでは、全18軒すべて同じ住宅の形で、同じ材料を使っています。例えば窓は全て同じ「樹脂枠Low-Eアルゴンガス入りペアガラス」という断熱性が高い材料を標準仕様で使っています。これを全18軒すべての窓で使っていますので、約280枚必要でした。1枚だけ買うのと、280枚まとめて買うとは、仕入コストが全く違いますよね。
荻浦GSでは、材料は長く住んでいただくことを考え、断熱材には防火性や気密性が高い「アイシネン」を採用したり、無垢の床材や自然素材の塗料「ドライウォール」など、高価でも最良の材料にこだわりましたが、大量に仕入れることで、材料費を抑えました。
また材料を揃えることで、作ったり組み立てる「工法」も統一化されます。工法の統一によって、もっともコストが下がるのが人件費(工賃)です。なぜなら同じものを作る場合、初めよりも、2回目、3回目と回を重ねることで、作業時間はだんだんと短くなって早く仕上げることができるのです。
ちなみに荻浦GSでは、最初1棟をつくるのに約1.5か月かかっていましたが、最後の1棟は0.5ヶ月です。18軒同じものを作っていく中で、大工さんの腕が上がって約3倍のスピードで仕上げることができたのです。材料と工法を統一することで、材料の仕入れコストが下がり、作業時間も短くなることで人件費コストも下がったのです。
その他、地下室の作り方も作業時間を短くすることや建設重機の使用頻度を半分にすることで、通常の地下室コストに比べ、約1/2のコストでつくることができています。
当社の調べですが、これらの取組みによって少なくとも25%以上のコスト削減を行うことができています。
まだまだリーズナブルな理由はあるのですが、ぜひ現地をご見学いただき、お尋ねください。