人生の最大の買い物「住宅購入」するにあたって、お金を大切に使ってください。

現在の日本では、ほとんど例外なく住宅を購入することで、人々が資産(お金)を失っています。
購入した住宅価格より高い値段で、再販できることはありません。

しかし欧米の住宅では住宅を所有することで、資産を形成することができます。
日本でも昔はそうだったようです。

現在の日本で住宅を購入して資産を失う理由と、その対策

  1. 住宅購入者の家計支出で負担できる額(年収の約3倍)を大きく超えた、
    住宅(年収の5倍以上)を「人生の目的」と勘違いして購入しても、
    その住宅は再販しようとしても、購入価格で再販できません。
    対策 年収3倍以内の住宅ローンにおさえる [用語説明]
  2. 土地の価格はバブル崩壊後、基本的に下降し続けており、今後人口減、企業の海外転出を含め、
    住宅需要は激減の一途をたどるため地価の下落分の資産価値は下落します。
    対策 リースホールド(定期借地権) [用語説明]
  3. 住宅地は全体として人々の生活を豊かに営むための環境として造らなければなりません。
    しかし日本の戦後の高度成長時代からの街づくりと言われるものは
    大きな住宅地を小さな宅地に分割して、自動車で利便施設を結ぶ「車」中心の住宅地となったため、
    近所の人間関係もバラバラになり、住宅地としての環境は失われてしまいました。
    住宅地は居住者の人間関係性次第で、豊かにも貧しくもなるものです。
    対策 ニューアーバニズム [用語説明]

欧米のホームビルダー(住宅建設業者)は、住宅購入者の利益を高めるよう仕事をしています

欧米のホームビルダー経営は次のとおりです。

  1. 住宅を購入後も、その資産価値が下落しないような住宅環境の管理体制が無いときには、
    金融機関が住宅ローンを融資しません。
    そのためホームビルダーは最初から住宅地全体の環境を計画し、
    そこに住む人々が豊かな生活をおくれるような住環境を管理します。
    日本の住宅金融機関は借主の信用に対し融資し、住宅自体の信用を担保にしていません。
    ポイント 住宅地経営 [解説ページへ]
  2. ホームビルダーは、土地の高密度利用を第一に考え、
    住環境を豊かに作るための空間を生み出すために、無意味な住棟間の隙間や道路を削減します。
    ポイント アッタチドハウス [図解] と ランドプランニング技法 [図解]
  3. 住宅を安く造る方法としては住空間が同じ大きさであれば、
    その空間を囲み、または仕切る壁を最小限にするように努めます。
    特に外壁や屋根のように屋外と屋内を区切る境界壁(エンベロップ)を最小にします。
    ポイント エンベロップの最小化 [図解] と オープンプランニング [用語解説]
  4. 住宅地の環境形成のため自然体系(エコロジカル)なシステムを採り入れて、
    土、水、緑などの自然環境を受け入れることにより、
    四季を楽しみ、エネルギー使用の少ない住宅を造っています。
    ポイント 住宅地全体を公園化する [図解]

当社の取り組み

  1. 当社は、これまで国民が住宅を購入することで貧しくしてきた現実をしっかりと受け止め、
    欧米のホームビルダーが取り組んでいるような住宅地経営を謙虚に学び、目指すことにしました。
  2. 当社は、住宅産業に今後継続的に携わっていく会社として、
    住宅購入者の評価を会社の営業マン、開発した住宅地及び建設物が広告塔であるとする考え方で、
    事業展開していきます。
  3. 「荻浦ガーデンサバーブ」では住宅資産価値が維持・向上できるように
    住宅環境の管理体制をサポートし続けます。

用語説明

■ 年収3倍以内の住宅ローンにおさえる

「荻浦ガーデンサバーブ」では、年収3倍以内の住宅ローンにならないお客様のために
収入を増やす提案をいくつかご用意していますので、気軽にご相談ください。

▲戻る

■ リースホールド(定期借地権)

・「土地を持たない」豊かさ~英国式リースホールド~
・当社リースホールド(英国式)
定期借地についての解りやすい解説映像はコチラから

▲戻る

■ ニューアーバニズムとは?

(1)自動車への過度な依存を減らし、徒歩圏内で生活ができること
(2)生態系に配慮したエコロジーな住空間であること
(3)人間の絆(人々の相互理解と思いやり)を基本に、
自ら居住するコミュニティに対する強い帰属意識と誇りが持てるような、
安全で文化的に豊かな生活空間をつくるなどの、
まちづくりの動きを総称して「ニューアーバニズム」と呼んでいる。

▲戻る

■ オープンプランニングとは?

間仕切り壁を設けないで、空間を広く一体的な空間として使うとともに、
区間により壁と壁、人と人とを離す設計技法をオープンプランニングと言います。
この技法は、戦後米国の建築家たちが日本の書院造りを見て開発した計画技法です。

狭い空間ではどうしても特定の人々に支配されやすいものです。
同じ空間に集まっていても、そこで話をしたり、新聞や雑誌や書籍を読んだり、
音楽を聴いたり、ゲームをしたりと、
いろんな生活を家族が思い思いに選択できるような空間が必要です。

荻浦ガーデンサバーブでは、最初からなるべく壁を作らずに広々とした空間を演出に努めました。

▲戻る

住宅地への想い